神戸対C大阪 神戸に負け肩を落とすC大阪イレブン(撮影・石井愛子)

<明治安田J1:神戸2-1C大阪>◇13日◇第30節◇ノエスタ

苦境からの脱出を図ったセレッソ大阪だったが、立ち上がりの失点でゲームプランが崩れ、06年以来18年ぶりとなる4連敗で、8戦未勝利となった。

C大阪はリーグ再開戦を3バックの新布陣でスタート。小菊昭雄監督(49)は「現状、課題、ヴィッセルの強みを踏まえてこの期間中、いろんなことにトライした。3バックで臨んで、0-0の時間を長くしながら、主導権を握っていく、得点を狙いにいくプラン」と狙いを明かしたが、前半2分と同11分に失点。DF西尾隆矢(23)が「当初のゲームプランが変わってしまって、修正がなかなかできなかった」と振り返った通り、この2失点が大きくのしかかった。

後半からFW北野颯太(20)、FWカピシャーバ(27)らを投入して活性化に成功はしたが、得点は後半6分にCKからFWレオ・セアラ(29)が決めた今季18点目の1点にとどまった。

指揮官は今後の布陣の使い分けについて「この3年間でいろんなことにトライしてきた。相手の強み、我々の課題などを含めて、1試合1試合最適なシステムをチョイスしていきたい」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【C大阪】序盤の失点でゲームプラン崩れ18年ぶり4連敗 3バック布陣機能せず