柏細谷真大(2024年6月22日撮影)

柏レイソルの井原正巳監督(56)が12日、ジュビロ磐田戦(14日、三協F柏)に向け取材に応じ、日本代表FW細谷真大(23)がこの日から練習に合流したことを明かした。

細谷はワールドカップ(W杯)アジア最終予選で中国戦とバーレーン戦のメンバーに招集され、11日深夜に帰国した。井原監督は「疲れはあると思うが、けがはしていないので、問題はない。ただ、時差もある。コンディションを含めて考えていきたい」と話した。

この日は、代表の話はあえてしなかったそうだが「(日本代表の)グループに入っていくことは彼にとっても大事なこと。もちろん、試合出場を果たしていれば違ったかもしれないが、その位置に自分がいることが大事。ここから自分を高めて、より上を目指してやってくれればいいかなと思っています」と、2戦12発と強さを発揮している日本代表での経験をこの成長とチームに還元することへ期待を寄せた。細谷は最終予選は2試合ともベンチ外で出場機会はなかった。

柏は現在、勝ち点33で16位。対戦する磐田は、勝ち点28で降格圏の18位にいる。互いに負けられない一戦だ。中断期間では、井原監督が各選手とより密にコミュニケーションを取り、勝負を分ける細かい部分に焦点を当て練習を重ねてきた。指揮官は磐田戦に「システムもいろいろ試していて。どうくるか想像はつかないが、どういう形できてもいいよう、しっかり準備はしていく」と見据えていた。【岩田千代巳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【柏】細谷真大が合流、井原正巳監督「疲れはあるがケガはしていない」日本代表の経験に期待