日本対バーレーン 後半、チーム3点目のゴールを決める守田英正(2024年9月10日撮影)

<FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:バーレーン0-5日本>◇10日(日本時間11日)◇バーレーン・ナショナル・スタジアム◇観衆2万2729人◇C組第2節

ボランチ守田英正(29=スポルティング)が日本代表で自身初の1試合2得点をマークした。後半16分、19分と鋭い出足からの連係プレーでゴール前へ進入。2月のアジア杯イラン戦以来のゴールで、通算5点(36試合)とした。それでも「僕個人で取ったゴールではないので、味方に感謝したい」と控えめに喜んだ。

中国戦に続く先発出場。守備力が求められるポジションだが、もともとは攻撃的MF。バーレーンが前に出てこないとみるや、後半から遠藤との並びを縦関係に変え、どんどん前に飛び出していく動きが奏功した。来年で30歳を迎えるが、センスあふれるプレーにはさらに磨きがかかる。「ポジションは確立されていないと自分に言い聞かせてプレーしている」。W杯8強という「新しい景色」のパズルを完成させる上で、チームに不可欠なピースとなっている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本代表】守田英正が自身初の1試合2得点「味方に感謝」前に飛び出していく動きが奏功