洪明甫監督(2024年2月21日撮影)

韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督(55)更迭論が10日、浮上した。同国メディア「スポTVニュース」は同日「洪明甫監督はオマーン戦に勝てないと…。就任2試合で衝撃更迭論が浮上する」の見出しで、10日アウェーで開催されるオマーン戦の結果次第で、解任の可能性を示唆した。

クリンスマン監督更迭後、4試合の臨時監督体制後、ようやく監督就任した。当時、Kリーグ蔚山の監督だった洪明甫氏は「代表監督は興味ない」などと、監督就任に否定的なコメントを続けてきた。しかし代表監督に就任し「うそつき」「手のひら返し」などと批判され、ウソをつくと鼻が伸びる「ピノキオ」に例えられ「ピノキホン」のニックネームまで付けられた。

韓国は初戦の格下でFIFAランキング96位のパレスチナ戦で、ホームで0-0で引き分けた。試合中に電光掲示板に同監督の姿が映ると、満員の5万客席からは大ブーイングが起きていた。試合後「次はアウェーだが、勝ち点3を取るすべての努力をする。勝ち以外の選択肢はない」と話した。

スポTNニュースは「ソウルショックに続き、オマーンショックまで出てきた場合、監督は就任2試合で『更迭』の2文字に苦しむことになるだろう」と締めた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 韓国代表・洪明甫監督の更迭論浮上 地元メディアは「オマーンに勝たないと『更迭』に苦しむ」