オランダ代表FWベルフワイン(2022年11月撮影)

オランダ代表のロナルド・クーマン監督(61)とFWステーフェン・ベルフワイン(26)の間で口論が勃発した。

同監督が、アヤックスからサウジアラビアリーグのアルイテハドに移籍したベルフワインに対して「オレに一言も相談がなく、お金のためにサウジへ移籍した。26歳の野望は成長にあるべきで、財政的なものになってはいけない。もう彼の代表歴は終わりだ」と非難していた。

これを受けてベルフワインは「オレはクーマン監督のもとでプレーする気はない。メディアの前で、オレのことをあんな形で描写する人とはプレーできない」と反論した。

これに対し、またクーマン監督は「彼がオレの言葉に反論することは当然かもしれない。でもオレの考えは変わらない。26歳でサウジに行くということは、スポーツ的な側面を考慮したものではないはずだ」と、再度非難めいたコメントを出した。

ベルフワインのアヤックスからアルイテハドへの移籍金は2500万ユーロ(約40億円)、複数年契約で、年俸はアヤックス時代の約2倍となる900万ユーロ(約14億4000万円)。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 オランダ代表内紛 クーマン監督とサウジアラビア移籍のFWベルフワインの口論激化