町田とのルヴァンカップ準々決勝第2戦に向けて意気込みを語る堀米(撮影・小林忠)

アルビレックス新潟は8日、アウェーでFC町田ゼルビアとのルヴァンカップ準々決勝第2戦(第1戦5-0)に臨む。主将のDF堀米悠斗(29)は7日、国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけの父ひろしと、犬のシロが描かれた靴下で試合前日会見に参加。かわいさ満点の足元とは裏腹に「勝ちへの姿勢を自分が一番示したい。攻守で攻めの姿勢を出していく」と言葉に力を込めた。

“ひろ(い)し(視)野”と洞察力でゲームの流れを読み、立ち位置を微調整しながら攻撃を操る左サイドバック。「後ろから(パスを)つなぐのか、一発で背後を狙うのか。いつも通り常に頭を動かす」。新潟在籍8年目のバンディエラ(旗手)はどんな試合も“シロ”星を渇望する。ホームでの第1戦は5-0で完勝。大きなアドバンテージがあるが「5点差に頼らず、90分間、全員で状況に応じたプレーを選択して勝ち上がる」と9年ぶり4強進出のチャンスを逃す気はない。

第1戦はベンチ入りも、点差が大きく開いたこともあり温存された。それだけに、攻守で暴れ回る準備は出来ている。9日の誕生日に三十路(みそじ)に突入する2児と愛犬の父ちゃんは、20代ラストマッチに向け「いい形で30代に入っていけるように。自分たちが目指すところに行くためにも、しっかりと勝って次に進む」と2連勝での準決勝進出を誓った。【小林忠】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【新潟】「クレしん」靴下愛用DF堀米悠斗主将、“ひろ(い)し(視)野”で“シロ”星導く