サウジアラビア対インドネシア 体を張って守ったインドネシアGKパエス(ロイター)

<ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:サウジアラビア1-1インドネシア>◇6日◇C組◇第1戦◇ジッダ

日本と同組のサウジアラビア-インドネシアは1-1の引き分けに終わった。

インドネシアは国籍変更した選手が躍動した。前半19分、オランダ生まれのFWオラトマンゴエンがペナルティーエリア右から強烈な左足シュート。ゴール前に走り込んだベルギー生まれのDFウォルシュの体に当たり、大きなリフレクションとなり、ゴールへ吸い込まれた。

サウジアラビアは前半追加タイムに、MFアル・ジュワイルがゴール前ペナルティーアーク付近からシュート。インドネシアDFに当たり、ボールはゴールに吸い込まれ、同点に追い付いた。

後半はサウジアラビアが攻勢を強める。後半31分には、インドネシアがGKからボールをつなごうとしたところ、サウジアラビアFWアルブライカンが相手GKに猛プレス。アルブライカンが相手GKにペナルティーエリア内で倒されPKを獲得した。

インドネシアの守護神はオランダ生まれのパエス。パエスはサウジアラビアMFアル・ドサリのPKを左に飛びセーブし、勝ち越しは許さなかった。その後もパエスは、相手との1対1を防ぐなどビッグセーブを連発し追加点は許さず、1-1で終わった。

第1戦を終え、C組は中国に7-0で勝った日本が首位、オーストラリアに1-0で勝ったバーレーンが2位。サウジアラビアとインドネシアが勝ち点1で並び、5位がオーストラリア、最下位が中国になっている。日本は10日にリファーでバーレーンと対戦する。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 インドネシア、オランダ生まれGKパエスの活躍でサウジアラビアに1―1 W杯アジア最終予選