ウオーミングアップでランニングする遠藤(右)、町田(中央)、旗手(撮影・垰建太)

サッカー日本代表の森保一監督(56)と主将のMF遠藤航(31=リバプール)が「個々の成長」を掲げた。

2026年ワールドカップ北中米大会アジア最終予選の中国戦(5日・埼スタ)に向けた会見に出席し、3年前に初戦でオマーンに敗れた当時のチームと今を比較し、何が違っているのかを問われた。

遠藤が先にマイクを握る。「日本サッカーがこれから成長していくために個の成長が必要だと話していたが、そこが一番の、チームの成長が見える部分かなと思う。個人がレベルアップしながら、海外の地でステップアップしている。また、同じ地で高いレベルでパーフォーマンスを発揮している選手もいる。それが今のチームの最大の強み。プラスアルファで日本人の良さフォアザチームというのもある」と回答した。

これには森保監督も笑顔で、「キャプテンが全部言ってくれました」。

そして「チームが強くなるために、日本が強くなるために個の成長は絶対に欠かせない。その中で選手が本当に代表にいるメンバーだけでなく、国内でプレーする選手たちが大きなチャレンジしてくれている。個の成長をしてくれているのでチーム力が上がっている。3年前の、今と違いは個の成長にあるのかなと思います。我々スタッフも世界との戦いの中で成長させてもらっている」と言葉を続けた。

これまで代表チームに関わってきた先人の功績も踏まえ、「過去から現在、未来へ向けて、日本代表に携わってくださったみなさんが、日本サッカーの発展というところを描きながら携わっている。毎シーズン、毎シーズン、日本サッカーはレベルアップしているのかなと思います」とバトンの受け渡しがいい形でつながっていると説明した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本代表】さすが遠藤航、森保監督のお株を奪う名回答「キャプテンが全部言ってくれました」