東京五輪の準決勝、日本戦に出場するスペインのラファ・ミル。右は吉田麻也(2021年8月3日)

バレンシアFWラファ・ミル(27)が女性2人に対する性的暴行の疑いで逮捕されたと3日、スペイン各紙が報じた。

報道によると、ラファ・ミルは、ビリャレアル戦が行われた8月31日の深夜にバレンシア近郊の自宅でプライベートパーティーを企画。その際に、友人とともに25歳と21歳の2人の女性に対する性的暴行容疑によって警察に身柄を拘束されたという。女性2人は病院で手当てを受けた後、告訴状を提出した。

ラファ・ミルは逮捕後、バレンシア市内の警察署の留置場に移送されたため、3日の練習を休んだという。4日に法廷に召喚される予定。

ラファ・ミルは今夏、セビリアからの1年間の期限付き移籍で古巣バレンシアに加入。この契約には500万ユーロ(約8億円)の買い取りオプションが付いている。今季はここまでスペインリーグ全4試合(先発3試合)に出場して1アシストを記録。ルベン・バラハ監督の貴重な戦力になっていた。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 スペインサッカー界でも性的暴行容疑で逮捕者 女性2人は病院で手当後に告訴、東京五輪にも出場