練習で笑顔を見せる堂安(左)と前田コーチ(撮影・宮地輝)

日本代表は3日、さいたま市内で、FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選中国戦(5日、埼玉)バーレーン戦(10日、リファー)に向けて練習した。海外組も合流し、全27人となって初めての活動。冒頭15分間が報道陣に公開された。

欧州の天候不良により、合流がこの日の朝となっていたMF堂安律(26=フライブルク)は、勝利への強い執念を示した。

前回アジア最終予選も経験したが、定位置をつかむことができなかった。「飛行機の中から、自分の中で前回の最終予選も振り返りながら、自分自身、甘かったな、若かったなというところがたくさんあった」と悔しさを思い返した。

それから3年。背番号10で最終予選を迎える。今年1~2月のAFCアジアカップ(アジア杯)では、優勝候補と目されながら8強で敗退。教訓を得た。「泥くさくても、しっかりと1対0で勝ち切るとか、キレイなサッカーで点を取れなくても、相手が最初に前から来るのであれば、ロングボールでもいいと思う」。どんな形だっていい。勝利を積み重ね、究極目標のW杯優勝へ結びつけていく。【佐藤成】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本代表】2度目最終予選の堂安律「泥くさくても、しっかり1対0で勝ちきる…」勝利へ執念