練習前、談笑する守田(右)、三笘(同2人目)ら日本代表の選手たち(撮影・垰建太)

ワールドカップ(W杯)北中米大会のアジア最終予選・中国戦(9月5日・埼玉ス)、バーレーン戦(9月10日、バーレーン)に臨む日本代表合宿が2日、千葉県内でスタートした。

MF守田英正(29=スポルティング)は1日夜に帰国し、この日は室内で軽めの調整を行った。

21年9月のW杯カタール大会・アジア最終予選の初戦(オマーン戦)は、当時のクラブ事情もあり参加できなかった。過去2回、最終予選の初戦を落としていることは分かっており「2大会連続で初戦、悔しい試合からスタートしている。そうなると次の試合からもっと厳しい戦いになる。まず初戦しっかり勝つことが、チームの勢いつながると思う」と、初戦黒星を三たび繰り返さないことを誓う。

所属のスポルティングでは欧州チャンピオンズリーグ(CL)を経験し、チームでも主力を担う。「やっぱり大事なのは個。自分1人でどれだけ相手をはがせるか、自分でどれだけボールを前に前進できるか。そういった部分をすごく、今、あらためてこだわってますし、選手として成長するためにそこに目を向けてやっている」と自信を見せる。1月のアジアカップ(杯)カタール大会は8強で涙をのんだ。「アジア杯は是が非でも、勝利をもぎ取る部分で、自分の力でできなかった部分。大会は変わりますけど、自分が勝たせるっていう意気込みを持ってやりたい」。さらにたくましくなった司令塔が、アジア最終予選で日本をW杯に導く。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本代表】MF守田英正「大事なのは個」アジア杯の悔しさを経て勝利導くボランチへ進化見せる