板倉滉(2023年6月24日撮影)

欧州各国リーグは8月31日、各地で行われ、26年W杯北中米大会アジア最終予選の初戦となる5日の中国戦(埼玉)を控える中、日本代表選手の活躍が目立った。プレミアリーグでは7カ月ぶりの代表復帰となったブライトンのMF三笘薫(27)が強豪アーセナルを相手に存在感を示した。ブンデスリーガでは守備の要として期待されるボルシアMGのDF板倉滉(27)がボーフム戦にフル出場し、無失点勝利に貢献。今後は順次、日本代表に合流する。

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アーセナルのDF冨安健洋、バイエルン・ミュンヘンに移籍したDF伊藤洋輝がけがで不在の中、DF板倉滉にかかる期待は大きい。2-0で勝ったボーフム戦にフル出場し、今季初の無失点勝利に貢献した。デュエル勝利数はチーム最多12勝。セオアネ監督は「チームは情熱を持って守備をしてくれた」とたたえた。

板倉と同じく川崎F所属だったボランチ2人も順調。ポルトガル1部スポルティングのMF守田英正は2-0で勝ったポルト戦にフル出場し、チームの開幕4連勝に貢献した。イングランド2部リーズに加入したMF田中碧は2-0で勝ったハル戦で途中出場。期待の表れか、移籍発表翌日のデビューとなった。

セリエAではパルマのGK鈴木彩艶がナポリ戦で好セーブを連発。計5本のシュートセーブを記録した。だが、1点リードの後半30分に2度目の警告を受けて退場。チームはその後2失点し、1-2で逆転負けした。最終ラインの背後のスペースをカバーするため、ペナルティーエリア外まで飛び出してクリアしたが、勢い余って相手と接触して退場した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 日本代表守備陣は板倉滉が完封勝利貢献、GK鈴木彩艶も好セーブ連発でW杯最終予選へ盤石