新潟L対ノジマ相模原 前半、新潟レディース滝川のゴールで歓喜する選手たち(アルビレックス新潟レディース提供)

<WEリーグ杯:ノジマ相模原2-1新潟レディース>◇1次リーグB組第1節◇1日◇相模原ギオンスタジアム

9月中旬に4季目を迎えるWEリーグ開幕に先立ち、新シーズン最初の公式戦となるWEリーグ杯がスタートした。

新潟レディースはノジマ相模原に1-2で敗れ、今季初陣は黒星となった。前半15分に先制点を献上。その2分後にMF杉田亜未(32)がPKを獲得したが、シュートはポストに阻まれた。しかし同18分に、8月31日に25歳の誕生日を迎えたばかりのMF滝川結女が、ゴール前の混戦からこぼれ球を押し込んで同点。これで流れをつかみかけたかと思われたが、後半20分に勝ち越しを許し、そのまま逃げ切られた。

課題が顕著に見えた試合だった。今季から力を入れるビルドアップがかみ合わず。ゴール前に運ばれるシーンが目立ち、先制、勝ち越しともに中盤でボールを失ってからの失点だった。

昨季から築き上げてきた堅守も影を潜めた。セカンドボールも拾いきれず、攻守の切り替えでも相手に劣った。「本気でタイトルに挑む」と掲げる今季。初戦から厳しい戦いとなった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【WEリーグ杯】新潟の今季初陣は黒星 ビルドアップかみ合わず、中盤でボール失い2失点