柏対東京V 前半、ゴールを決め喜ぶ柏戸嶋(右から2人目)(撮影・鈴木みどり)

<明治安田J1:柏2-3東京V>◇第29節◇31日◇三協F柏

柏レイソルは、エースFW細谷真大の得点で先制も、東京ヴェルディに後半に勝ち越しを許し2連敗となった。

シュート数は柏の16本に対し相手は7本。圧倒的に攻めながらも、昇格組の東京Vに勝ちきれず、サポーターからブーイングが起こった。

主将のDF古賀太陽が累積警告で出場停止。MF戸嶋祥郎が主将マークを巻きフル出場した。1-2の前半追加タイムは、左CKからペナルティーエリア外からダイレクトでミドル弾を放ち同点弾を決めた。だが後半10分、一瞬の隙を突かれ勝ち越しを許した。

戸嶋は「僕も含めて簡単なプレーでやられてしまった。縦に急ぎすぎた結果が(相手の)カウンターや行ったり来たりの展開にさせてしまった。もっと落ち着かないといけなかった。試合運びのつたなさが出てしまった」と猛省した。

現在、16位で昨季同様、残留争いに巻き込まれている。「順位的にも勝ち点的にもそういう方向に行くのは自分たちのせい。この先、勝ち続けて自分たちで状況を変えるしかない」と前を向いた。【岩田千代巳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【柏】シュート数16―7も東京Vに逆転負け…MF戸嶋祥郎「試合運びの拙さが出てしまった」