川崎F鬼木達監督(2024年6月26日撮影)

川崎フロンターレ鬼木達監督(50)は30日、次節のアウェー北海道コンサドーレ札幌戦(9月1日)に向けてオンラインで取材に応じた。

リーグ戦を前に、DF高井幸大(19)がワールドカップ(W杯)アジア最終予選中国戦(9月5日、埼玉)、バーレーン戦(9月10日、バーレーン)に臨む代表メンバーに初めて選ばれた。クラブ史上最年少での代表選出に「期待枠もあると思うけど、思い切ってやることが若い選手の特権でもある。どんな状況でも思い切ってやってほしいなと思います」と期待をかけた。

チームは前節浦和レッズ戦で、雷雨の影響で前半45分で試合が中止、延期となった。イレギュラーで迎える今節も台風の影響で思うような調整はできなかったが、「アグレッシブにやりたい。強い意志を持って戦っていきたい」と力強く宣言した。

最下位に沈む札幌は、直近3試合は2勝1分けと復調気味。「目標がはっきりしているチームと戦うのは簡単ではない」と警戒し、「だからこそ自分たちから戦わなければいろいろな意味でアグレッシブさで負けたら戦いにならない」と気を引き締めた。【佐藤成】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【川崎F】鬼木達監督、高井幸大の代表入りに「思い切ってやってほしい」札幌戦へ「強い意志を」