高井幸大(2024年4月18日撮影)

日本サッカー協会(JFA)は29日、千葉市内で、26年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選中国戦(9月5日、埼玉ス)、バーレーン戦(9月10日、バーレーン)に臨む代表メンバーを発表し、パリオリンピック(五輪)に出場したDF高井幸大(19=川崎フロンターレ)が初選出された。

高井は、192センチの長身ながら川崎Fの下部組織出身らしい確かな足元の技術が魅力。パリ五輪ではチーム最年少ながら3試合に出場し、守備陣を支えた。森保一監督(56)は、「五輪に出て国際試合の中でも非常に高いポテンシャルを見させていただいた」と評価。「まだ完成された選手ではない」といいつつ「これから日本代表の戦力として、日本代表の活動を通して、より良い選手に成長して、戦力としても成長してもらえるかなと。所属チームの川崎Fでチームの中で存在感を発揮してくれることを願いながら招集させていただいております」と説明した。

パリ五輪準々決勝スペイン戦、大岩剛監督(52)は「サムライブルーに1人でも多く入るということが私自身の望み」と語っていた。A代表の常連である冨安健洋(25=アーセナル)や伊藤洋輝(25=バイエルン・ミュンヘン)ら負傷者が出ている中、パリ五輪で躍動した高井がメンバー入りを果たした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本代表】パリ五輪組DF高井幸大が初選出「非常に高いポテンシャル」と森保一監督