横浜対C大阪 後半、PKで先制ゴールを決めるA・ロペス(右)(撮影・たえ見朱実)

<明治安田J1:横浜4-0C大阪>◇24日◇第28節第1日◇国立

横浜F・マリノスのエースFWアンデルソン・ロペス(30)が2得点で今季ゴール数を17に伸ばし、得点ランキングのトップに並んだ。

C大阪戦を相手にまず後半2分、クロスボールに飛び込んだところで背後からユニホームを引っ張られて倒された。これで得たPKを冷静にゴール左隅に決めて先制点を挙げた。

さらに2-0で迎えた後半38分、クロスボールのはね返しをMF喜田がエリア外で拾ってシュート。そのままスルーしても得点となりそうな場面だったが、ゴール前にいたA・ロペスが左足で触り、追加点とした。

昨季の得点王が2年連続の個人タイトルへエンジン全開。「シンプルに得点できたのは良かった」と納得の表情。また、前日に30歳の誕生日を迎えた喜田のバースデーゴールを奪う形での得点には「本能的にもう足が出ちゃって」とニヤリ。「すぐにキーボーが『アシストにしてくれてありがとう』って言ってきたので、僕がバースデーアシストにしたということ」と話し、周囲を笑わせた。

これでC大阪のレオセアラに並んだ。前所属は横浜で同じポジションを争った選手同士。A・ロペスは「第一はチームに貢献すること、ハードワークをすることは頭に入れて臨んでいる。そういうマインドで戦っていきたい。得点王争いに参加できているのは幸せだし、レオとは相手選手の前に友人だし、友人と争えるのはうれしいこと」と笑顔だった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【横浜】A・ロペス2年連続得点王へ首位タイ17点 喜田の誕生日ゴール横取り「足が出ちゃって」