ポルトガルのジョアンフェリックス(2022年11月撮影)

チェルシーは21日、アトレチコ・マドリードのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)を獲得したことを発表した。契約期間は31年までの7年となっている。

ジョアン・フェリックスは19年夏にクラブ史上最高額の移籍金1億2720万ユーロ(約203億5200万円)でAマドリードに加入するも、コンスタントに素晴らしいパフォーマンスを発揮できなかった。

さらに、取り組む姿勢や態度によりシメオネ監督やサポーターとの間に確執が生まれ、チェルシー(22-23年シーズン後半)やバルセロナ(昨シーズン)に期限付き移籍するも望むような結果を残せず、マドリードに戻ってきた。

クラブは今夏の移籍市場で放出の道を探し、最終的に獲得を希望するチェルシーとの交渉がまとまった。スペイン紙マルカは、移籍金5000万ユーロ(約80億円)プラス出来高1000万ユーロ(約16億円)で合意したと伝えている。

ジョアン・フェリックスはAマドリードでプレーした通算3年半、公式戦131試合に出場して33得点16アシストを記録し、物議を醸し出したスペイン生活に終止符を打った。

(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 チェルシー、アトレチコFWジョアン・フェリックス獲得発表 移籍金80億円プラス出来高16億円