神戸対G大阪 後半、神戸宮代がゴールを決め、大迫の祝福を受ける(撮影・西尾就之)

<明治安田J1:神戸2-2G大阪>◇第27節◇17日◇ノエスタ

ヴィッセル神戸とガンバ大阪の上位対決は劇的ドローで勝ち点1を分け合った。

1-1の後半39分。復帰初戦となった神戸FW宮代が左からの低弾道クロスをニアで巧みに浮かせてゴールに流し込んだ。勝ち越しに成功し、勝ち点3に手をかけた。

しかし、追加タイムにG大阪はFW坂本がゴール左から打ったシュートをDF中谷が太ももでコースを変えて同点弾。神戸に主導権を握られる時間が長くなりながらも、魂のゴールで追いつき、勝ち点1をもぎ取った。

両チームとも譲らなかった。先手は神戸。序盤から右サイドバックの広瀬が効果的に攻撃に絡んで圧力をかけ、チャンスを多くつくった。前半追加タイムにMF飯野のクロスから最後はFW大迫が左足で蹴り込んで先制。一方のG大阪は、後半11分にFW宇佐美がドリブルから右足を一閃(いっせん)したスーパーゴールで同点。一進一退の展開となった。

神戸は連覇、G大阪は14年以来のリーグ制覇に向けて負けられない気持ちがあふれ出たハードな一戦は、痛み分けに終わった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 神戸とG大阪の上位対決はドロー リーグ制覇へ負けられない一戦は痛み分け