アメリカ戦に出場した熊谷(左)(ロイター)

<パリオリンピック(五輪):サッカー・日本0-1米国>◇3日◇女子準々決勝◇パルク・デ・プランス競技場

【パリ3日=佐藤成、阿部健吾】五輪サッカー女子準々決勝で、日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング7位)が米国(同5位)に延長の末に0-1敗れ、2大会連続のベスト8で終わった。

過去39戦で1勝の強敵に力負けした。昨年のFIFA女子ワールドカップ(W杯)も含め、3大会連続でベスト8の壁を破れなかった。

120分の激闘の末に力尽きた。主将のDF熊谷紗希(33=ローマ)は、代表での自身の去就に「今は何も言えない」と話した。

11年のW杯ドイツ大会で優勝を知るベテラン。東京五輪、昨年の女子W杯と結果が出ず「チームの成長は感じた。だからこそ、この先にも行きたかった」と悔しさを口にする一方で「やっていても手応えしかない。どの相手と戦ってもそう思えるところまでは来ていると思う」と話す。

「私を抜いたらチームは若い。まだまだ未来あるチームだと思う。なでしこの未来は明るいと思ってもらえるように、また、ここから結果を出し続ける集団であり続けるべき」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【なでしこ】米国に敗れ8強敗退…33歳DF熊谷紗希、自身の去就に「今は何も言えない」