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Rソシエダードは2日、レッドブル・ザルツブルクのクロアチア代表MFルカ・スチッチ(21)の獲得を発表した。契約は28-29年シーズン終了までの5年間となっている。

Rソシエダードは中盤の大黒柱であるスペイン代表MFミケル・メリーノが来年6月30日で満了する契約の延長を拒み、移籍金3000万ユーロ(約48億円)でアーセナル行きが濃厚となっているため、新たなMFの補強が急務となっていた。

アス紙によると、クラブはその代役としてスチッチにターゲットを絞っており、移籍金1000万ユーロ(約16億円)でレッドブル・ザルツブルクと合意したとのことだ。

レッドブル・ザルツブルクの下部組織育ちのスチッチは、18歳の20年夏にトップチーム昇格。それ以降の3シーズン、欧州チャンピオンズリーグ22試合を含む公式戦128試合に出場し、18得点19アシストを記録した。

まだ10代だった21年10月にクロアチア代表デビューを果たし、先の欧州選手権では1次リーグ3試合に出場していた。

スチッチはミケル・メリーノと同じ左利き。アルグアシル監督が今季も使用すると予想される4-3-3のシステムの中、中盤のすべてのポジションでプレーでき、即戦力になると目されている。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 Rソシエダード、ザルツブルクのクロアチア代表MFスチッチ獲得発表 移籍金16億円