日本-ナイジェリア 前半32分、ゴールを決めた田中美南は笑顔を見せる(ロイター)

<パリオリンピック(五輪):サッカー・日本-ナイジェリア◇31日◇女子1次リーグC組◇ボジョワール競技場

なでしこジャパンは、引き分け以上で準々決勝進出が決まる中、エースFW田中美南(30=ロイヤルズ)の今大会初得点でリードを広げた。

1-0の前半32分。右サイドを突破した右ウイングバックのDF守屋都弥のクロスに、FW植木理子が頭で合わせた。ボールはバーに直撃し、跳ね返ったところを、田中が転がりながら左足で押し込み、8強に近づく追加点を決めた。

第2戦のブラジル戦では前半に決定機を外し、同追加タイムにはPKをストップされた。チームは19歳MF谷川萌々子の活躍で逆転勝ちしたが、試合後はエースの責任と悔しさから、涙を流していた。ブラジル戦からしっかり切り替え、FWの役割を果たした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【なでしこ】エース田中美南の今大会初得点で2点目 ブラジル戦でPK失敗も切り替え、役割果たす