引退を発表した浦和興梠(撮影・野上伸悟)

浦和レッズFW興梠慎三が38歳の誕生日を迎えた31日、今季限りでの現役引退を発表した。

「自信を持って言えることは、自分を応援してくれる人がいるからこそ、ここまで頑張ってこられた。チームメートもそう、親、家族とたくさんいる。自分の(背番号の)ユニホームを着て応援してくれるサポーターには本当に感謝しているし、そのサポーターたちのためにも自分はゴールを決めなければならないという思いでピッチに立ってきた」と話した。

浦和の背番号30については「浦和で11年間、やってきた。浦和のエース番号は9番。福田さんの番号だと自分自身も分かっていた。どうにかして、エース番号を9番から30番にしたいという一心で、これまでやってきた。及ばなかったですけど、福田さんが持っていた記録を抜けたのをうれしく思っています」と語った。

浦和ではJ1通算114得点をマーク。FW福田正博の93得点を抜いてクラブ歴代最多となった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【浦和】興梠慎三、クラブ歴代最多114得点「福田さんの記録を抜けたのはうれしい」