本田圭佑が1試合限定で迎え入れるブータンのパロFCは「ブータン全土のサッカー振興の起爆剤」
サッカー日本代表として3度のFIFAワールドカップ(W杯)に出場した本田圭佑(38)がブータン1部の強豪パロFCと契約した。29日、本田のマネジメント事務所が発表した。
1試合限定という異例の形で、21年11月以来、約3年ぶりに選手として公式戦の場に戻る。背番号は4。本田にとって、ちょうど10カ国目のクラブ。パロFCの一員として、8月13日のAFCチャレンジリーグへの出場権を懸けたプレーオフ、チャーチ・ボーイズ・ユナイテッド(ネパール)との一戦に出場する“必殺仕事人”的な契約となっている。
クラブも正式発表。次のようなメッセージで加入を歓迎している。
「本田の加入はクラブにとって記念すべき瞬間であり、アジア・サッカー界の最高峰で戦うという我々の野心を象徴するものです。
ブータンのサッカー界に深く根ざしたクラブとして、本田のような優秀な選手が加入してくれることは、非常に名誉なことであると同時に、成長と発展のための大きなチャンスでもあります。
我々のフィールドでのパフォーマンスを向上させ、選手たちに新たな高みへのインスピレーションを与えてくれるでしょう。
本田がパロFCに加入することは、ブータンにおける卓越性の育成とサッカーの普及に対する我々のコミットメントを強調するものです。
彼の存在は、我々のチームを強化するだけでなく、ブータン全土のサッカー振興の起爆剤になると信じています。私たちは、本田圭佑とともにAFCチャレンジカップのプレーオフで進歩を示し、決意をもって戦うことを楽しみにしています」