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アトレチコ・マドリードは27日、レアル・ソシエダードのスペイン代表DFル・ノルマン(27)を獲得したことを発表した。

Aマドリードは今夏、エルモソとサビッチが退団し、新たなセンターバックの補強が必須となっていた。この状況を解消すべく、以前より補強候補に挙げていたRソシエダードの守備の要ル・ノルマンにターゲットを絞っていた。

ル・ノルマンのRソシエダードとの契約は26年6月30日まで残り、契約解除金が6000万ユーロ(約102億円)に設定されていた。しかしスペイン紙マルカによると、両クラブの関係が良好であることが重要な役割を果たし、最終的に移籍金3450万ユーロ(約58億6500万円)プラス出来高500万ユーロ(約8億5000万円)で合意したとのことだ。

この金額はAマドリードにとって、19年夏にエルモソを獲得した際に費やした2500万ユーロ(約42億5000万円)を抜き、クラブ史上のDFの移籍金最高額となっている。

ル・ノルマンは16-17年シーズンにRソシエダードのBチームに加入し、2年後にトップチームデビューを達成。それ以降、公式戦221試合に出場し、6得点を記録した。アルグアシル監督にとって必要不可欠な選手にまで成長し、昨季はスペインリーグ29試合(先発28試合)に出場して2ゴールを決めていた。

さらに、フランス人ながら昨年スペイン国籍を取得すると、そのまま不動の地位を確立。先の欧州選手権のメンバーで素晴らしい活躍を見せ、同国の大会史上最多4度目の優勝に貢献した。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 Aマドリード、Rソシエダードからル・ノルマン獲得を発表 移籍金はクラブDF史上最高額に