日本対スペイン 後半、パレデス(右)と激しく競り合う熊谷(中央)

<パリオリンピック(五輪):サッカー・スペイン2-1日本>◇25日◇女子1次リーグC組◇ボジョワール競技場

パリオリンピック(五輪)の女子1次リーグC組第1戦、日本対スペインの両チームの選手・監督をスペイン紙マルカが採点した。

日本は25日にナント(フランス)でワールドカップ(W杯)王者のスペインと対戦した。前半13分に藤野あおばがゴール右上隅への鮮やかなFKで先制し、幸先の良いスタートを切った。しかし、同22分に昨年のバロンドールおよび国際サッカー連盟(FIFA)の最優秀選手賞に輝いたボンマティに同点に追いつかれると、後半29分にマリオナ・カルデンテイに失点を許し、1-2の逆転負けを喫した。

マルカ紙は試合後、「スペインが亡霊に打ち勝つ」と見出しをつけ、スペインが昨年初優勝を飾ったW杯1次リーグで日本に0-4で敗れたリベンジを果たしたことを強調しつつ、両チームの選手・監督を評価した(最高3点)。

日本の選手では、熊谷紗希と藤野がチームトップの2点。山下、南、古賀、清水、宮沢、清家、長谷川、田中、長野、途中出場の浜野、高橋、千葉は1点。出場時間の短かった守谷は採点なし。池田監督は1点だった。

スペインの選手では、ボンマティとマリオナ・カルデンテイがチーム最高の2点。続いて、カタ・コル、バトレ、パレデス、アレイシャンドリ、カルモナ、ギハロ、プテジェス、アテネア・デル・カステージョ、途中出場のオイアネ・エルナンデス、テレサ・アベジェイラ、ジェニファー・エルモソ、ルシア・ガルシアが1点。サルマ・パラジュエロは唯一最低の0点。トメ監督の評価は2点となった。

(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【なでしこ】パリ五輪日本対スペインの選手・監督をスペイン紙が採点