流通経済大学DF根本健太

浦和レッズが、大学サッカー界の逸材として注目されている流通経大DF根本健太(21=4年)を獲得することが24日、決定的になった。左利きのセンターバックの根本に対し、J1の7クラブが正式オファーを出し、行き先が注目されていた。浦和は主将のMF伊藤敦樹、安居海渡が流通経大出身で、来年にはクラブワールドカップ(W杯)出場が決まっている。根本は、DFホイブラーテンもいる中で、選手層の厚さを覚悟の上で、浦和を選択。

浦和が争奪戦を制した。

根本は東京学館高から流通経大へ進学。1年時は無名の存在だったが、1対1とヘディングの強さ、正確なフィードで頭角を現し、2年生から試合に出始めた。3年時にはセンターバックながらハットトリックを決めたこともあった。パリオリンピック(五輪)世代で、昨年は中国の杭州アジア大会のメンバーに選ばれていた。パリ五輪出場はかなわなかったが、浦和で経験を積み、A代表を目指す。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【浦和】流通経大DF根本健太を獲得へ J1の7クラブがオファーを出した大学サッカー界の逸材