1次リーグ初戦パラグアイ戦に向けて調整したパリ五輪サッカー男子日本代表大岩剛監督(撮影・佐藤成)

【ボルドー(フランス)23日(日本時間24日)=佐藤成】パリオリンピック(五輪)サッカー男子日本代表が1次リーグ初戦パラグアイ戦(24日)に向けて最終調整した。

チームを率いる大岩剛監督(52)は「非常に良い状態に仕上げてくれた」と選手たちの状態に手応えを示した。

フランス入りしてからは、コンディション調整とともに、チーム立ち上げから継続して積み重ねてきたことを確認する作業に費やした。「強い相手にどう自分達のスタイルでぶち当たって、あとは相手が強ければ修正するところがあるし、自分達がやるべきことができたときは、勝利をつかめると思ってずっとやってきた。そういう部分はしっかり第1戦でも選手に訴えて、グランドに立たせてあげたいなと思います」と初戦への心持ちを語った。

相手の印象を問われ「非常に組織だって守備の強度が強い印象があります。スピードのあるFWでカウンターを仕上げる特徴がある」と警戒。「ボールを保持するというところ、ボールを保持してないときの4局面の目線を合わせることを徹底してきた。それを試合でしっかり発揮してほしい」と願った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【五輪代表】パラグアイ戦前日 大岩剛監督「非常に良い状態に仕上げてくれた」