ブライトンの公式会見に臨んだ三笘

三笘が日本で完全復活する。日本代表でプレミアリーグ・ブライトンMF三笘薫(27)が23日、鹿島との親善試合を翌日に控えてに国立競技場で前日練習に臨み、フルメニューを消化した。紅白戦では1本目の4-4-2の左ウイングに入り、得意のドリブルからゴール前に切れ込みシュートを放つ場面もあった。

今年1月に腰のけがで長期離脱。昨季終盤の復帰はできず。目標をプレシーズンでの復帰に切り替えリハビリに励んだ。昨季終了後にボールを蹴り始めた。「今もまだまだ、やるべきことはありますがしっかりプレーできる状態」とした。

日本のファンが待ち望むのは、三笘のドリブルでのしかけ。だが、新しく31歳のヒュルツェラー監督が就任してチーム内競争も横一線だ。「個人としても監督の信頼を得ていかないといけない」とし「ドリブルで仕掛けるシーンも出せれば出したいが、チームが勝つためにプレーしたい。チームの中でまずはスタメンを確保しないといけない気持ちが強い」と強調した。

先発をつかんだ先に代表復帰も見据える。負傷中も26年W杯北中米大会アジア2次予選の試合をチェックしていた。「2次予選で素晴らしい活躍をした選手に刺激を受けて、負けられないなと思っていた」。三笘の新シーズンが国立で幕を開ける。【岩田千代巳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ブライトン三笘薫「しっかりプレーできる」鹿島との親善試合に向けた前日練習 フルメニュー消化