G大阪対湘南 後半、ゴールを決めた湘南畑(中)は喜びのダッシュ

<明治安田J1:G大阪0-1湘南>◇20日◇第24節◇パナスタ

湘南ベルマーレが2位ガンバ大阪相手に、終始主導権を握る戦いで勝ち点3を得た。

湘南は序盤から巧みなビルドアップと連係で攻撃を展開。3バックの右に入った高橋直也(23)と左の鈴木淳之介(21)が起点となってゲームを支配し、前半はG大阪にシュートを打たせないまでに一方的に試合を進めた。

優勢に進めながらも先制点が奪えず、後半にはG大阪に攻撃機会を与える展開にもなった。それでも山口智監督が掲げた「今日の試合に関しては欲を出さない、愚直にやる、徹底する」というテーマ通り戦い続け、後半38分には途中出場のFW福田翔生(23)からのラストパスを受けたDF畑大雅(22)が決めてウノゼロ勝利。

今季初の3連勝に、山口監督は「直近の試合で自分たちの良さを出せるようになった。出し切るところを求めてその準備をして、攻守においてよくやってくれた。(畑)大雅のゴールは昨日練習してた形なので、それが1つになって、今はちょっと興奮しています」。アウェーでの完勝に確かな手応えをつかんだ。【永田淳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【湘南】アウェーでG大阪に完勝 山口監督「ちょっと興奮しています」今季初の3連勝