※写真はイメージ

スペインサッカー連盟は19日、2030年FIFAワールドカップ(W杯)に向けた11会場、及び45のサブ会場を発表した。

国際サッカー連盟(FIFA)は昨年10月に2030年W杯をスペイン、モロッコ、ポルトガルで共催することを発表。さらに、大会創設100周年を記念し、第1回が開かれた1930年の開催国ウルグアイに加え、アルゼンチン、パラグアイの南米3カ国でも各1試合ずつ、最初の計3試合が実施されることを併せて伝えた。それぞれの国の開幕戦が行われる予定になっている。

スペイン紙アスによると、スペインサッカー連盟は13会場での開催目指し、この2週間、政府も介入して政治的交渉を行ってきたという。しかし、共催2カ国が会場数は最大20までというFIFAの規則を順守すべきという考えを譲らなかったため、最終的にスペインは11会場、モロッコは6会場、ポルトガルは3会場で開催されることになった。

これを受け、スペインサッカー連盟は19日に11会場を発表。決勝が行われる予定のレアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウやバルセロナ、久保建英所属のレアル・ソシエダードのホームスタジアムなどが含まれている。一方、候補に挙がっていたビーゴのバライードスとバレンシアのメスタージャが落選した。

併せて発表された45のサブ会場には、Rマドリードやヘタフェ、ラヨ・バリェカノ、レガネス、マジョルカの練習場などが選ばれている。

◆W杯に向けたスペインの11会場 ※()内はネーミングライツ

・アノエタ(レアレ・アレーナ):サン・セバスティアン

・カンプ・ノウ(Spotifyカンプ・ノウ):バルセロナ

・グラン・カナリア:ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア

・ラ・カルトゥハ:セビリア

・ラ・ロサレダ:マラガ

・メトロポリターノ(シビタス・メトロポリターノ):マドリード

・ヌエバ・ロマレダ:サラゴサ

・RCDEスタジアム(ステージ・フロント・スタジアム):バルセロナ

・リアソール(アバンカ=リアソール):ア・コルーニャ

・サン・マメス:ビルバオ

・サンティアゴ・ベルナベウ:マドリード

(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 30年W杯の11会場にレアル、バルサ、Rソシエダード本拠地などを選出 スペインサッカー連盟