アルバロ・モラタ(2022年12月撮影)

ACミランが19日、アトレチコ・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタ(31)の加入を正式発表した。

スペイン紙アスによると、契約は28年6月30日までの4年間。ユベントスは契約解除金の約1300万ユーロ(約22億1000万円)をAマドリードに払い、年俸は450万ユーロ(約7億6500万円)になるとのことだ。

モラタは過去、ユベントスに14年~16年、20年~22年の2期、計4年所属していたため、今回が3度目のセリエA挑戦となる。

モラタは先の欧州選手権でわずか1ゴールに終わったものの、スペイン代表のキャプテンとして、献身的なプレーで史上最多4度の優勝に貢献した。2週間ほど前は「Aマドリードでタイトルを獲得できるのを楽しみにしている」と話し、残留に気持ちが傾いていたが、最終的にミラン上層部のズラタン・イブラヒモビッチ氏などの説得に応じる形でイタリア行きを決断した。

モラタはAマドリードに在籍した3年半で公式戦154試合に出場し、58得点14アシストを記録した。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ACミランがスペイン代表FWモラタ獲得を発表 契約解除金22億円の4年契約と現地紙報道