G大阪ポヤトス監督

ガンバ大阪は19日、大阪・吹田市内の練習場で非公開練習を行った。

前節のサガン鳥栖戦で勝利し、2試合連続クリーンシートでの連勝。20年以来の2位に浮上した。この結果を受けて、ダニエル・ポヤトス監督は「8月に2位にいることは難しいこと。それを選手たちが成し遂げている。夢、悲願に向かっていきたいと伝えた」と選手を鼓舞した。

20日の湘南ベルマーレ戦(パナスタ)に向けて指揮官は「相手の5枚に対してプレスの調整をしてきた。しっかりボールを持って、やるべきことをして証明したい」と全体の守備をポイントに挙げた。直近2戦で6ゴールを決めている攻撃に関しては「2カ月前からゴール前のリズムを変えるとか、2人の関係性ではなく3人目の関係性、4人目の関わり、背後を突いていくことを選手とともに磨きをかけてきた。それが少しずつ結果として出てきていると思う」と改善に手応え。今季2度目の3戦連続複数得点での勝利に自信を見せた。

21節の直接対決では1-3で敗れたが、首位FC町田ゼルビアとの勝ち点差は「5」と射程圏内。ポヤトス監督は「毎週の試合が難しいことはわかっているが、G大阪というチームはそれ(タイトル)を目指すべき。夢はタイトル取りにいくこと。足元はしっかり地につけて、頭上には輝くものを持って前に進んでいきたい。選手はやってくれているし、優勝に向かって戦って、つないでいきたい」。14年以来のリーグタイトル獲得へ、G大阪はさらにギアを上げて湘南戦に臨む。【永田淳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【G大阪】ポヤトス監督が「夢、悲願に向かって」と優勝へ意欲 湘南戦は「プレスの調整」がカギ