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フランスの名門マルセイユは、マンチェスター・ユナイテッドからイングランド代表歴のあるFWメイソン・グリーンウッド(22)を2029年までの5年契約で獲得した。移籍金は3160万ユーロ(約54億円)。

グリーンウッドはマンチェスターUのアカデミー出身で、19年に17歳にして欧州チャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦に出場し、将来を嘱望された逸材。翌20年にはイングランド代表にも招集されていた。

しかし22年1月に恋人への強姦(ごうかん)と暴行容疑で逮捕されると、状況は大きく変わった。23年になって起訴が取り下げられたが、マンチェスターUから退団。昨季はスペイン1部のヘタフェにレンタル移籍。公式戦36試合で10得点6アシストと活躍し、実力の片りんを見せていた。

そのレンタル期間が終了し、今後の去就が注目されていた中で、マルセイユが獲得することになった。

今回の契約が事前に世間に知られるとことなると、16日にマルセイユのブノワ・パヤン市長は「グリーンウッドの振る舞いは言語道断で容認できない。女性への暴力はマルセイユの価値観として受け入れることはできない」と猛反発。クラブに対し、契約しないように求めていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 マルセイユがマンUから強姦、暴行容疑で逮捕歴ある22歳グリーンウッド獲得 市長「言語道断」