チームに合流した札幌パク・ミンギュ(撮影・保坂果那)

韓国Kリーグ1部水原FCから北海道コンサドーレ札幌に完全移籍で加入した元韓国代表DFパク・ミンギュ(28)が18日、チームに合流した。札幌・宮の沢での練習に参加し、初日から強度の高いメニューを消化。初の海外挑戦で「札幌からオファーが来て、僕を欲しがってくれた。感謝しているし、その分札幌のためにも恩返ししたい」と意気込む。

札幌で7シーズンプレーし、現京都サンガFC所属のGKク・ソンユン(30)からは「Welcome to Japan」と歓迎された。「いいコーチングスタッフ、選手がいる。環境もすごくいいとアドバイスしてくれた」という。チームメートのFWキム・ゴンヒ(29)とは中学生時代から知る仲。この日、練習前には一緒にクラブハウスからピッチに出て、そばにいてもらった。「韓国人が僕1人じゃないって心強さはある。一緒に試合に出たい」と、頼りにしている。

札幌での自身のプレーはすでにイメージできている。3バックの左でも左ウイングバックでも、どちらでも対応可能だ。「守備の面でも攻撃の面でも、自分の運動量を生かしてチームの助けになりたい」。すでに日本語の勉強を始めており「こんにちは。私はパク・ミンギュです。よろしくお願いします」とあいさつ。北海道名物ジンギスカンを「すごいおいしかった」と気に入った新戦力は、クラブが掲げるJ1残留の目標を果たすべく、全力を尽くす。【保坂果那】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【札幌】元韓国代表DFパク・ミンギュ、チームに合流「札幌のために恩返ししたい」オファー感謝