集合写真に収まるU-23日本代表。1列目左から佐藤、細谷、藤田、大岩監督、斉藤、山本、木村。2列目左から半田、川崎、大畑、荒木、三戸、平河。3列目左から西尾、藤尾、GK野沢、GK小久保、高井、関根(撮影・佐藤成)

<パリ五輪サッカー男子(U-23)国際親善試合:フランス1-1日本>◇17日(日本時間18日)◇トゥーロン(スタッド・マイヨール)

【トゥーロン17日(日本時間18日)=佐藤成】パリオリンピック(五輪)男子サッカー日本代表が開催国フランスとの強化試合に1対1で引き分けた。週末にJリーグを戦った国内組らのコンディション面で不安を抱える中、内容は圧倒されるも、耐えしのいだ。

J1首位のFC町田ゼルビアからイングランド2部のブリストル・シティーへ移籍したMF平河悠(23)は、スピードを生かした積極的な仕掛けで存在感を示した。「なかなか自分たちのやりたいようなサッカーを90分間できたわけではない」としながら「コミュニケーションもしっかり取れていましたし、うまくいかない中でも課題も少しずつ見えてきた試合だったので、そこはちょっとプラスに捉えていいのかな」とうなずいた。

個の能力に優れる相手に対しても果敢に立ち向かい、突破口となった。それでも「なかなか受ける回数がちょっと少なかった」と反省が口についた。ポジショニング自体は悪くなかったが、「もう少しサイドバックとインサイドハーフとのローテーションだったり、立ち位置の微調整だったりとかは、もう少しビデオ見たりとか、選手間同士での話し合いの中で調整して、パラグアイ戦に挑みたいなと思います」と初戦を見据えて改善を図っていく。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【U23日本代表】MF平河悠、積極的な仕掛けで存在感「ちょっとプラスに捉えていいのかな」