負傷交代するアルゼンチン・メッシ(AP)

<南米選手権(コパ・アメリカ2024):アルゼンチン-コロンビア>◇14日(日本時間15日)◇決勝◇米マイアミ

連覇を狙うアルゼンチンの絶対的エース、FWリオネル・メッシ(37)がコロンビア戦の後半に途中交代となり、号泣した。

前半35分にコロンビアDFアリアスのタックルに倒れた。交錯した際に左足首を痛めていたが、その影響もあってか、後半20分だった。コロンビア代表のFWルイス・ディアスのドリブル突破を止めようと、自陣に全速力でダッシュした際に相手との接触もなくバランスを崩して転倒。右太もも裏を痛めたため、FWニコラス・ゴンザレスと交代し、ベンチに下がった。

ベンチに座ったメッシは大粒の涙を流し、手で顔を抑えて子どものように泣きじゃくった。隣の選手から頭をなでられ、慰められていた。あまりに珍しい光景に、カメラはその姿を写し続けた。

この日に終了した欧州選手権(ユーロ2024)でもポルトガルの39歳エース、クリスティアノ・ロナウドがPKを失敗した後に大粒の涙を流して泣いて話題となった。くしくも一時代を築いたスーパースター2人がともに大舞台で号泣する連鎖となった。

試合は0-0のまま後半を終え、延長戦に突入した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【南米選手権】メッシ号泣…足を痛め途中交代 悔しさのあまりベンチで顔を抑えて涙流す