札幌対神戸 後半、PKを止められ頭を抱える札幌鈴木(撮影・黒川智章)

<明治安田J1:札幌1-1神戸>◇第23節◇13日◇札幌ド

北海道コンサドーレ札幌はホームでヴィッセル神戸と引き分けた。前半39分にMF青木亮太(28)が直接FK弾を決めて先制するも、後半3分に同点ゴールを決められて追いつかれた。勝ち越しのチャンスは後半30分。FW鈴木武蔵(30)がPKのキッカーを務め、右足で蹴ったボールはコースが甘く、相手GKにキャッチされて失敗。その後も攻め続けたが、2点目は遠かった。

連敗は8でストップも、9戦未勝利。鈴木は「PKで勝ちまで持っていけなかったのは申し訳ない。練習よりコースが甘かったので、捕られてしまった。力が入っていた」と悔やんだ。試合後にはサポーターが合唱でエール。「笛が鳴るまで常に応援してくれて、選手みんなもサポーターの前で勝利したい思いでいっぱい」と、感謝の思いを口にしていた。

プロ入り後初めて直接FKのキッカーを務め、チームに6試合ぶりゴールを呼び込んだ青木は「チャンスがあったら蹴りたかった。いい形で蹴れたので良かった」と振り返った。相手の壁の間をすり抜けてゴールに吸い込まれた1発だった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【札幌】連敗は8でストップも9戦未勝利 PK失敗の鈴木武蔵「コースが甘かった」