阪神対中日 5回裏阪神1死、佐藤輝は左前打を放ち二塁でタッチアウトになる。野手は田中(撮影・加藤哉)

<阪神-中日>◇27日◇甲子園

阪神佐藤輝明内野手(25)が、必死のヘッドスライディングも実らなかった。5回1死で梅津から左前への安打。打った佐藤輝は一塁を蹴り、思い切り二塁へと頭から突っ込んだ。

左翼細川の好返球もあり、タイミングは完全にアウト。ただ、佐藤輝は二塁ベースのかなり手前でヘッドスライディング。そのため、1度減速し、二塁田中のタッチをかわすように右手でベースをタッチした。

判定はアウト。これに佐藤輝がアピールし、岡田彰布監督(66)がリクエストを要求した。

甲子園のビジョンには、田中が佐藤輝の胸部分にタッチする映像が映された。佐藤輝の右手が二塁ベースに届くのがやや早いように見えたため、甲子園の虎党が歓喜の声をあげた。それでも判定は覆らずにアウト。今度は「え~!」と不満の声がスタンドに充満した。

佐藤輝も悔しそうな表情でベンチへと戻った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】佐藤輝明「完全アウト」のヘッスラ実らず…猛アピールでリクエストもアウト「え~!」