楽天対広島 7回裏楽天無死一、三塁、中2点適時三塁打を放ち、塁上でポーズをとる太田(2024年6月15日撮影)

楽天今江敏晃監督(40)は、初優勝した交流戦の「陰のMVP」に太田光捕手(27)を指名した。

チームからは最優秀選手、優秀選手の選出はなかったが、扇の要として防御率2・29の好成績に貢献。「最優秀はやっぱピッチャー陣」とした上で「僕の中での裏じゃないけど、MVPは太田です。あいつがピッチャーを引っ張ってくれたし、彼の存在がなかったら、この交流戦は苦しい戦いになっていた」とたたえた。

太田は18試合中16試合でスタメンマスクをかぶり、13勝を挙げる原動力になった。「僕自身は特に活躍した感じもない。試合に勝てたのはピッチャーが本当によく投げて、野手の人もすごいいいプレーをたくさんしてくれたから」と謙遜。

21日からのリーグ戦再開に向けては「(勝率)5割じゃ、優勝というラインはもちろんですけど、3位以上、2位以上は狙えない。どんどん勝率を上げていきたい」と高みを見据えた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】交流戦初V「陰のMVP」は太田光「あいつがピッチャーを引っ張ってくれた」今江監督