貴景勝を高評価＝大相撲横審

　大相撲の横綱審議委員会は２３日、東京・両国国技館で初場所後の定例会合を開き、１２５年ぶりの１横綱１大関という異例の番付で照ノ富士が休場した中、１２勝３敗で優勝を遂げた大関貴景勝を高く評価した。 　高村正彦委員長は記者会見で「ハイレベルな優勝というわけにはいかなかったが、立派に大関としての責任は果たした」と述べた。貴景勝は３月の春場所で２場所連続優勝と綱とりを目指す。昇進に関し、「結果を見てからの話」と語るにとどめた。 　３場所連続で休場した照ノ富士について、高村委員長は「四股を踏んだり、胸を出したりして、次の場所に備えていると報告があった」と話した。　（了）【時事通信社】