フリーエージェント(FA)でソフトバンクに移籍した近藤健介外野手の人的補償として日本ハムに移った田中正義投手が15日、千葉県鎌ケ谷市の2軍施設で記者会見し、「心機一転、ファイターズの力になれるように頑張る。評価に応えたい」と抱負を述べた。 2016年のドラフト会議で日本ハムを含む5球団の1位指名を受けてソフトバンクに入ったが、故障が多く6年間で計34試合の登板にとどまり、0勝1敗、防御率4.25。「けがをどう乗り越えていくかが課題」と話した。 同席した稲葉篤紀ゼネラルマネジャーから起用法について「(新庄)監督はどこで投げたいか聞くと思う」と水を向けられると、「先発をやりたい」と即答した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕フリーエージェントの人的補償でソフトバンクから日本ハムに移籍し、記者会見した田中正義(左)。右は稲葉篤紀ゼネラルマネジャー=15日、千葉県鎌ケ谷市