ノルディックスキー・ジャンプ女子のワールドカップ(W杯)蔵王大会(13~15日、山形・アリオンテック蔵王シャンツェ)に出場する有力選手が11日、山形市内で記者会見し、高梨沙羅(クラレ)は「皆さんが楽しんでもらえるようなジャンプを見せたい」と抱負を述べた。 高梨にとって蔵王は日本女子で初めてW杯優勝を飾るなど、多くの思い出がある地。3季ぶりとなる開催に「特別な場所。心待ちにしていた」と思いを語った。 大会は個人2戦と、今季から導入された各チーム2人が出場するスーパー団体をW杯で初めて実施する。伊藤有希(土屋ホーム)は「蔵王でいい感覚をつかんで、今後のW杯につなげたい。日本の方の応援のパワーを吸収したい」と意気込んだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ポーズを取る高梨沙羅(中央)、伊藤有希(右)、ピンケルニク=11日、山形市