来年1月1日の全日本実業団対抗駅伝競走に出場する有力選手が30日、前橋市内で記者会見し、GMOインターネットグループの3区を担う大迫傑(ナイキ)は「楽しみな気持ちが強い。いつもとは違ったプラスアルファの緊張感がある」と胸を躍らせた。 東京五輪マラソン6位入賞のプロランナーにとって、日清食品グループのメンバーとして1区の区間賞を獲得した2015年以来の出場。初優勝を目指すGMOの指導にも関わり、「雰囲気のいいチームに仕上がっている」と手応えを口にした。 連覇が懸かるホンダの青木涼真は5区の区間賞を目標に掲げ、「どんな位置からでも先頭を目指して走りたい」。4区を走るトヨタ自動車の西山雄介は「各チームのエースが集まる。自分自身も負けないように頑張りたい」と意気込みを示した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕全日本実業団対抗駅伝に向けて記者会見した(前列右から時計回りに)大迫傑、青木涼真、西山雄介、坂東悠汰、細谷恭平=30日、前橋市