ボクシングのスーパーフライ級ノンタイトル10回戦は11日、愛知・武田テバオーシャンアリーナで行われ、元世界3階級王者で世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級3位の田中恒成(畑中)が、同4位のヤンガ・シッキボ(南アフリカ)を3―0の判定で下した。  リーチの長い相手に対し、距離を詰めてボディーを中心に攻め「KOしか考えていなかったが、勝ててよかった。実力の違いを見せられた」。2020年12月に井岡一翔(志成)に敗れて4階級制覇を逃した田中は、昨年12月の再起戦から3連勝。「遠回りはしたが、来年チャンスをもらえれば4階級制覇します」と語った。戦績は18勝(10KО)1敗。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕スーパーフライ級ノンタイトル10回戦の10回、ヤンガ・シッキボ(右)を攻める田中恒成=11日、愛知・武田テバオーシャンアリーナ
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 田中恒成、判定勝ち=「来年4階級制覇を」―ボクシング