埼玉栄高相撲部の斎藤成剛と小林嵐が大相撲に進むことが決まり、11日に東京都内でそれぞれ入門会見に臨んだ。いずれも今夏に行われた高校総体で団体準優勝した際のメンバーで、初場所(来年1月8日初日)の新弟子検査を受ける。 斎藤は父の甲山親方(元幕内大碇)が部屋付きを務める伊勢ノ海部屋からデビュー予定。文京区の同部屋で会見し、「昔からの夢だった。会場を沸かせられるような、いい相撲を取りたい」と抱負を語った。甲山親方は「ここからがスタート。人の3倍稽古をして上を目指してほしい」と期待した。 小林は春日野部屋から初土俵を踏む。墨田区の同部屋で「同期には馬力では絶対に負けない。横綱を目指したい」と意気込みを示した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕春日野部屋への入門が決まり、記念撮影する小林嵐=11日、東京都墨田区 〔写真説明〕伊勢ノ海部屋への入門が決まり、師匠と記念撮影する斎藤成剛(左)=11日、東京都文京区