【ニューヨーク時事】ボクシングの元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソン(米国)が対戦相手の耳にかみつき、失格となった試合のレフェリーを務めたミルズ・レーンさんが死去した。85歳だった。6日に複数の米メディアが伝えた。 1997年6月の世界ボクシング協会(WBA)ヘビー級タイトル戦で、タイソンは王者イベンダー・ホリフィールド(米国)の耳に2度かみつき失格負けとなり、ライセンス停止などの処分を受けた。レーンさんは100試合以上のタイトルマッチでレフェリーを務め、2013年に国際殿堂入りした。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕タイソンとホリフィールドのタイトルマッチでレフェリーを務めるレーンさん(左)=1997年6月28日=米ネバダ州ラスベガス(AFP時事)