前年優勝の谷原は、首位と1打差で発進した。前半から落ち着いてプレーができたといい、5番(パー4)で2打目を1メートルに寄せて沈めると、ここから4連続バーディー。後半はイーブンパーにまとめ、「比較的安定していた。欲を出さずにできたんじゃないかな」と余裕たっぷりだった。 同組で回った21歳のホープ蝉川の飛距離に驚かされながらも、きっちりスコアメーク。「1日目をクリアしたという感じ。あと3日間、こういう位置にいられれば」。プレー同様、焦らずチャンスをうかがう構えだ。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ティーショットを放つ谷原秀人=1日、東京よみうりCC