エクアドルは1次リーグで敗退したが、大会を通して若い世代が奮闘した。ペース配分など考えず、ワンプレーに全力を注ぐ姿勢は見る者の心を揺さぶった。 セネガル戦では21歳カイセドがW杯初得点を記録。後半22分に右足でゴールネットを揺らすと、跳び上がって拳を振り下ろし、雄たけびを上げた。 イングランド・プレミアリーグで注目を集めるカイセドを筆頭に、若い世代が得た経験は4年後への糧となる。アルファロ監督は「この選手たちから目を離すべきではない。若い彼らは未来につながる経験を積んでいる最中なのだから」と言い、今後に期待を寄せた。(ドーハ時事)。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕後半、同点ゴールを決め、喜ぶエクアドルのカイセド(中央)=29日、ドーハ