【ドーハ時事】森保ジャパン、歴史的大金星―。サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、1次リーグE組の日本は23日、ドーハでの初戦で西ドイツ時代を含め4度の優勝を誇るドイツに2―1で逆転勝ちした。1点を追う後半に堂安律(フライブルク)と浅野拓磨(ボーフム)がゴールを決めた。 日本は7大会連続7度目の出場。W杯で優勝経験のある欧州勢に初めて挑んだ。コロンビアを破った前回ロシア大会に続く白星発進。1次リーグを突破した過去3度、いずれも初戦で勝ち点を奪っており、弾みのつく勝利となった。 森保一監督(54)は、W杯で采配を振る日本人3人目の指揮官。現役時代の1993年にW杯初出場を逃す「ドーハの悲劇」を経験した因縁の地で初の8強入りを目指す。 日本は27日の第2戦でコスタリカ、12月1日(日本時間同2日未明)の最終戦でスペインと対戦する。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕後半、勝ち越しのゴールを決める浅野(中央)=23日、ドーハ